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『荒野の少年イサム』(こうやのしょうねんイサム)は、原作:山川惣治・作画:川崎のぼるによる日本の漫画作品およびそれを原作としたテレビアニメ。『週刊少年ジャンプ』(集英社)誌上において1971年38号から1974年2号まで連載された。 山川惣治が『おもしろブック』(同)に連載していた「荒野の少年」(1952年)を原作としている。 ※ 本項では原作の表記に基づき、「アメリカ先住民」を当時一般的だった「インディアン」と記載している。 == 概要 == 日本発の西部劇。アニメ版は日本最初のテレビアニメによる西部劇でもある。日本人とアメリカインディアンの間に生まれた少年が主人公である。「人種差別」や「武器は使う者によって神の道具にも悪魔の道具にもなる」など、様々なテーマが根底に流れている。 川崎のぼるは劇画的表現を駆使した迫力ある作画に付け加え、「ビッグ・ストーン」や「ジョーカー・ジュニア」といったオリジナルキャラクターを生み出し、作品により重厚さを与えている。アニメ版は途中からオリジナルのエピソードが増え、かつ残酷なシーンを抑えた演出がなされた。主人公のイサムも原作では青年へと成長して行くが、アニメ版ではある程度の段階で成長が止められている。 人種間問題は漫画では頻出する。黒人ガンマンのビッグ・ストーンが奴隷商人から黒人奴隷を解放するが、直後に奴隷たちを商人が虐殺、怒ったビッグ・ストーンの銃に彼が撃ち抜かれて果てるエピソードは代表的なものである。 漫画には、インディアン関連の挿話もまた多い。主人公イサム自身がインディアン女性の息子という設定であるほか、インディアンの保安官も登場、超人的な銃の腕前や馬の乗りこなしを披露し、さらには凶悪犯をやすやすと倒す活躍を見せた。イサム、ウインゲート一家、そしてビッグ・ストーンら人種が入り乱れる小屋を包囲し襲撃するインディアンの集団に対し、人々が恩讐を越えて協力し立ち向かう物語もあり、高慢なレイシストだった白人娘の変容などにメッセージ性は著しい。 サクラメントやエル・パソなどの日本人にはなじみの薄い実在の地方都市が舞台となり、漫画ではワイアット・アープやドク・ホリデイなどの有名な実在のガンマンが登場する。 数多くのジャンプキャラを演じてきた神谷明が初めてジャンプ漫画を原作にしたアニメの主人公を演じた作品でもある。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「荒野の少年イサム」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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