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荻原 浩(おぎわら ひろし、1956年6月30日〔 - )は、日本の小説家・推理作家。埼玉県大宮市(現・さいたま市)出身〔〔荻原浩さんからのメッセージ - 埼玉県ホームページ 〕。埼玉県立大宮高等学校〔、成城大学経済学部卒業〔。 == 経歴 == 大学在学中は広告研究会に所属〔。1980年、大学卒業後、広告代理店に入社〔。1991年、ふたつめの広告代理店を辞めて独立し、フリーのコピーライターとして築地に事務所を構える〔。39歳のときに小説を書き始める。小説を書き始めた理由について『作家の履歴書』では「広告の文章ってどこまで書いても所詮はひとのもの」であり、「だれにも邪魔されない文章を書いてみたくなった」から〔、『私がデビューしたころ』では「暇が怖かったから」「毎日の仕事に倦んでいた」からだと答えている〔東京創元社編集部編 『私がデビューしたころ ミステリ作家51人の始まり』 東京創元社、2014年、220 - 225頁。〕。 1997年、初めて書いた長編小説『オロロ畑でつかまえて』で第10回小説すばる新人賞を受賞し小説家デビュー。デビュー作とそれに続く『なかよし小鳩組』はユーモア小説だったが、当初『小説推理』に連載する予定だった第三長編『ハードボイルド・エッグ』で初めてミステリを発表した〔村上貴史 『ミステリアス・ジャム・セッション 人気作家30人インタビュー』 早川書房、2004年、104 - 111頁。〕。2003年、広告の仕事が減ったことと、小説の連載が二本決まっていたことを理由に、コピーライターを廃業し専業作家になる〔。 なかなかヒットに恵まれなかったが、若年性アルツハイマーをテーマに2004年に発表された『明日の記憶』が、翌年(2005年)の第2回本屋大賞の第2位にランクインする。そしてその1か月後の同年5月、第18回山本周五郎賞に輝く。同作品は俳優渡辺謙が『SAYURI』の撮影中ハリウッドの本屋で知りその内容に深く感動、渡辺自ら原作者の荻原に「映画化させてほしい」と手紙で懇願、監督に堤幸彦を迎え、セルフプロデュースで2006年5月に映画化された。なおこれが渡辺自身にとって初主演作品となる。ちなみに、当初渡辺謙から手紙が来た際には「まさか本人ではないだろう」と思っていたが、これが本人のものだと知り仰天したというエピソードが残っている。 作品の傾向としては、『噂』などの初期の推理小説寄りの作品のほか、サラリーマンやその退職者を主人公としたものなど幅広い。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「荻原浩」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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