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菅原伝授手習鑑 : ミニ英和和英辞書
菅原伝授手習鑑[すがわらでんじゅてならいかがみ]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [はら, もと]
  1. (n,n-suf,n-t) (1) origin 2. basis 3. foundation
: [でん, てん, つたえ]
 【名詞】 1. legend 2. tradition 3. life 4. biography 5. comment 6. communication
伝授 : [でんじゅ]
  1. (n,vs) initiation 2. instruction
: [て]
 【名詞】 1. hand 
: [かがみ]
 【名詞】 1. model 2. pattern

菅原伝授手習鑑 : ウィキペディア日本語版
菅原伝授手習鑑[すがわらでんじゅてならいかがみ]

菅原伝授手習鑑』(すがわらでんじゅてならいかがみ)とは、人形浄瑠璃および歌舞伎の演目のひとつ。五段続。延享3年(1746年)8月、大坂竹本座初演。初代竹田出雲竹田小出雲三好松洛初代並木千柳の合作。平安時代菅原道真の失脚事件(昌泰の変)を中心に、道真の周囲の人々の生き様を描く。歌舞伎では四段目切が『寺子屋』(てらこや)の名で独立して上演されることが特に多く、上演回数で群を抜く歌舞伎の代表的な演目となっている。
== 主な登場人物 ==
『菅原伝授手習鑑』の主な登場人物は以下の通り。
* 菅丞相(かんしょうじょう) : 菅原道真がモデル(「丞相」は本来「じょうしょう」と読むが、本作では「しょうじょう」という)。右大臣で、高潔かつ英明な人物故に悲運をたどる。
* 藤原時平(ふじわらのしへい) : 藤原時平がモデル(実在の「時平」は「ときひら」と読むが、本作では「しへい」という)。左大臣で、菅丞相の政敵。天下を覆そうと狙う。
* 斎世親王(ときよしんのう) : 真寂法親王がモデル。醍醐天皇の弟。
* 苅屋姫(かりやひめ) : 菅丞相の養女。
* 三善清貫(みよしのきよつら) : 時平の側につく公家
*御台所(みだいどころ) : 御台様(みだいさま)とも。菅丞相の正室。なお歌舞伎では「園生の前」(そのうのまえ)などという名が付いているが、原作の浄瑠璃においてはこの人物に名は無い。
* 菅秀才(かんしゅうさい) : 菅丞相と御台所との間の子。七歳。
* 武部源蔵(たけべげんぞう) : 以前は菅丞相の家来で、またその書道の弟子でもあったが、過去に問題を起こし丞相に勘当され、現在は寺子屋を開いてそれを身過ぎにしている。
*戸浪(となみ) : 源蔵の妻。これも以前腰元として菅丞相の家に仕えていたが、源蔵とともに館を追われた。
* 左中弁希世(さちゅうべんまれよ) : 平希世がモデル。源蔵と同じく菅丞相の書道の弟子。だが丞相が失脚すると時平の側に寝返る。
* 判官代輝国(ほうがんだいてるくに) : 宇多法皇に仕える情ある武士。流罪となった菅丞相を護送する役目を負う。
* 覚寿(かくじゅ) : 菅丞相の伯母、苅屋姫の実母で厳格な老女。
* 立田の前(たったのまえ) : 覚寿の娘で苅屋姫の実の姉。
* 宿禰太郎(すくねたろう) : 立田の夫。だが父親の土師兵衛とともに時平の側に与し、菅丞相を殺そうとする。
* 土師兵衛(はじのひょうえ) : 宿禰太郎の父。時平側につく悪人。
* 梅王丸(うめおうまる) : 三つ子の長男。菅丞相の舎人、腕っ節が強い。
* (はる) : 梅王丸の妻。
* 松王丸(まつおうまる) : 三つ子の次男。 藤原時平の舎人、兄弟の中の切れ者。
* 千代(ちよ) : 松王丸の妻。
* 小太郎(こたろう) : 松王丸と千代の子。
* 桜丸(さくらまる) : 三つ子の三男。斉世親王の舎人で、優しい気立て。
* 八重(やえ) : 桜丸の妻。
* 四郎九郎(しろくろう) : 百姓で三つ子の父親。七十の祝いに白太夫(しらたゆう)と改名する。菅丞相の所領である佐太村で隠居生活を送っている。三つ子は菅丞相の計らいで貴人の舎人牛車の牛飼)となった。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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