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キジ(雉子、雉〔鳥類図鑑 (2006)、102-103頁〕〔里山の野鳥ハンドブック (2011)、13頁〕)は、キジ目キジ科キジ属に分類される鳥類。日本産の個体群のみで独立種''P. versicolor''とする説と、ユーラシア大陸に分布するコウライキジ''P. colchicus''の亜種とする説があり後者の説に従うと''P. colchicus''の和名がキジとなり本種のみでキジ属を構成する〔「キジ」『日本鳥類目録 改訂第7版』日本鳥学会(目録編集委員会)編、日本鳥学会、2012年、4-5頁〕。日本鳥学会などでは2012年現在、Clements Checklistでは2015年現在は後者(キジは日本やユーラシア大陸広域に分布する単一種)の説を採用している〔〔Clements, J.F.; et al. "Clements checklist of birds of the world: v2015 (Excel spreadsheet). (Retrieved 11 December 2015).〕。以下の内容はIOC World Bird ListおよびBirdlife Internatinal(IUCN)などが2015年現在に採用している前者の説(キジは日本にのみ分布する独立種)に従ったものと思われる〔〔Pheasants, partridges & francolins , Gill F & D Donsker (Eds). 2015. IOC World Bird List (v 5.1). http://dx.doi.org/10.14344/IOC.ML.5.1 (Retrieved 11 December 2015)〕。 日本の国鳥。また国内の多くの自治体で「市町村の鳥」に指定されている。種小名の''versicolor''は、ラテン語で「色変わりの」を意味する〔。日本の古語では「雉子(きぎす)」。 キジやコウライキジは、世界中で主要な狩猟鳥となっている。キジ肉は食用とされている。 == 分布 == 日本では北海道と対馬を除く本州、四国、九州に留鳥として分布している〔ひと目でわかる野鳥 (2010)、133頁〕。日本には、東北地方に生息するキタキジ、本州・四国の大部分に生息するトウカイキジ、紀伊半島などに局地的に生息するシマキジ、九州に生息するキュウシュウキジの4亜種が自然分布していた。ユーラシア大陸が原産地であるコウライキジが、もともとキジが生息していなかった北海道と対馬に狩猟目的で放鳥され、野生化している。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「キジ」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Green pheasant 」があります。 スポンサード リンク
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