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国のかたち研究会(くにのかたちけんきゅうかい)は、民主党のグループ。通称、菅グループ。 == 概要 == 2000年(平成12年)に、かつて社会民主連合で同僚であった菅直人と江田五月が世話人として発足した。毎週木曜日に菅の自宅での会合を定例としているが、菅自身はあまり運営等にタッチしておらず、江田が実質的な運営者となっている。 民主党内では左派・リベラル色が比較的強いとされている。旧日本社会党、旧民主改革連合出身者や市民運動家の受け皿となっている一面もあるが、菅が民主党代表時代に当選した国会議員や菅の選挙区である東京都、江田の選挙区である岡山県の選出の議員も多く、人間関係を元に作られたグループという側面もある。 所属の議員が重なっている旧社会党系の横路グループや護憲派の平岡・近藤グループと政策面で同一歩調を取ることが多い。 2010年(平成22年)に代表である菅が内閣総理大臣となったものの、菅が鳩山内閣の政務三役をほとんどを引き継いだため、荒井聰の入閣及び池田元久、平岡秀夫が新たに政務三役入りしたに留まった。その後の改造で江田が法務大臣、細川律夫が厚生労働大臣、前原グループとの掛け持ちで所属している枝野幸男が内閣官房長官として入閣している。 菅の退陣表明後に行われた2011年民主党代表選挙では江田らグループの中枢メンバーが野田佳彦支持で動いたものの、池田らが他の候補者の推薦人に名を連ねるなどグループとして一致した行動は取っていない。 退陣後の2011年(平成23年)11月には菅がグループの会長に復帰している。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「国のかたち研究会」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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