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菊竹淳 : ミニ英和和英辞書
菊竹淳[きく]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [きく]
 【名詞】 1. chrysanthemum 
: [たけ]
 【名詞】 1. bamboo 2. middle (of a three-tier ranking system) 

菊竹淳 ( リダイレクト:菊竹六鼓 ) : ウィキペディア日本語版
菊竹六鼓[きくたけ ろっこ]

菊竹 六鼓(きくたけ ろっこ、男性、1880年1月25日 - 1937年7月21日)は、福岡県出身のジャーナリスト五・一五事件に際し、福岡日日新聞の紙上で軍部批判・憲政擁護の論陣を張ったことで知られる。六鼓六皷)〔福岡日日新聞紙面においては、「六皷」(「鼓」の旁が「皮」になっている字体)が使用されていた。西日本シティ銀行・菊竹六皷 2011.6.22閲覧〕は号で、本名は(すなお)。兄に政治家の菊竹博之がいる。
== 論客として ==

菊竹六鼓の論説は、昭和初期に軍が議会制民主主義をないがしろにした日本近代政治史の転換点において、一貫してメディアを通して戦う姿勢〔木村栄文 著『記者ありき』朝日新聞社、1997年、p130〕を見せたものであった。その代表は、大正期から護憲運動の擁護者で軍備縮小を進めた犬養首相を暗殺した五・一五事件についての論説であり、全国の大手新聞社が軒並み軍部支持の記事を掲げ、世論を軍国主義へ誘導し、あるいは軍国主義世論に迎合する中でのものであった。この論説は、国民と政治・マスメディアの関係に対し強い警鐘を鳴らすものであり、軍部を激しく攻撃し軍人の政治関与に警告をあびせた論調は、大手新聞社でただ1社福岡日日新聞のみであった〔木村 『記者ありき』、p17-23〕。この姿勢は、軍からの脅迫にも似た圧力に屈することなく自由民権の精神を貫いたものといえ、マスメディアのあるべき姿として今に至るまで高く評価されている〔。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「菊竹六鼓」の詳細全文を読む




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