翻訳と辞書
Words near each other
・ 菊石
・ 菊祭り
・ 菊秀駅
・ 菊章
・ 菊竹六皷
・ 菊竹六鼓
・ 菊竹博之
・ 菊竹淳
・ 菊竹清訓
・ 菊紋
菊綴
・ 菊練り
・ 菊芋
・ 菊花
・ 菊花コンクール
・ 菊花大会
・ 菊花大綬章
・ 菊花展
・ 菊花展覧会
・ 菊花石


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

菊綴 : ミニ英和和英辞書
菊綴[きくとじ]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [きく]
 【名詞】 1. chrysanthemum 
: [つづり]
 【名詞】 1. (1) spelling 2. (2) orthography 3. (3) patching 4. binding 

菊綴 : ウィキペディア日本語版
菊綴[きくとじ]

菊綴(きくとじ)とは、水干・水干袴や鎧直垂・鎧直垂袴などの縫い合わせ箇所に付けられた総(ふさ)飾り。
通常の直垂は菊綴の飾り部分を総状にせず結び留めることから、「結び菊綴・菊綴結(きくとじむすび)」あるいは「もの字」と呼ぶが〔新村出 『広辞苑』 1983年 岩波書店〕〔、これらも纏めて「菊綴」と呼ぶ場合が多い。
また、相撲の行司の直垂では、菊綴の総の色によって階級分けされている。
== 概要 ==

=== 付属用途 ===
本来は飾りではなく、縫い合わせの綻びを防止・補強する目的で、組紐を縫い目上の要所要所に通して結んだものであった。残りの紐部分を解きほぐした有様(ポンポン状)が、菊の花に似ていたため、「菊綴」と呼ばれた〔歴世服装美術研究会 (編集代表者:鈴木敬三) 『日本の服装(上)』 1964年  吉川弘文館〕。
時代が下がると本来の役割・実用性の意味は薄まっていき、絹糸を円状にした総を付けるなど、形式的に装飾として付けるようになる〔高田倭男 『服装の歴史』 2005年 中公文庫〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「菊綴」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.