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『菓子袋』(かしぶくろ、原題:''Sacks'')は、アメリカの小説家レイモンド・カーヴァーの短編小説。 == 概要 == 『パースペクティブ』1974年冬号に「浮気」 ''The Fling'' というタイトルで掲載された。短編集『怒りの季節』(キャプラ・プレス、1977年11月)に収録。 編集者のゴードン・リッシュによって、「隔たり」は「61パーセント」の削除を受け〔レイモンド・カーヴァー『ビギナーズ』中央公論新社、2010年3月30日、493頁。同書収録の「『ビギナーズ』のためのノート」(ウィリアム・L・スタル、モーリーン・P・キャロル)より。〕、かつタイトルも「菓子袋」に変更され短編集『愛について語るときに我々の語ること』(クノップフ社、1981年4月20日)に収録された。 オリジナル原稿は2009年刊行の短編集『ビギナーズ』(ジョナサン・ケープ社)に収録された。 日本語版は、『海』1983年5月号が初出。翻訳者は村上春樹。それから間もなくして、村上が作品のセレクトを行った短編集『ぼくが電話をかけている場所』(中央公論社、1983年7月25日)に収録される。カーヴァーの死後、中央公論社は個人全集の刊行を始めるが、本作品を収録した『大聖堂』は最初に配本された(1990年8月10日刊行)。 ロバート・アルトマン監督の映画『ショート・カッツ』が公開された際、元にしたとされるカーヴァーの9編の小説と1編の詩を収録した単行本『Short Cuts: Selected Stories』(ヴィンテージ・ブックス、1993年9月)が出版される。同書には収録されなかったが、「菓子袋」のストーリーの一部は明らかに映画の中にとり入れられている〔ジャック・レモン扮するポール・フィニガンの身の上話として。〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「菓子袋」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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