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菟野 大伴(うの の おおとも)は、日本の飛鳥時代の人物である。姓は不詳。693年に典鑰の官にあり、盗みの罪で位を落とされ、解任された。 == 出自 == 後述の事件の文中に、菟野大伴ら犯人の姓は記されない。大伴男人ら別の事績が伝わる人物については、姓があったことが知られるので、菟野も無姓ではなく、罪人であるために省かれたようである〔岩波文庫版『日本書紀』第5分冊292頁注6。〕。菟野氏は古くは宇努(ウヌ)とも記される朝鮮系渡来氏族だが、複数の系統があり、首姓・造姓は百済王族が〔『新撰姓氏録』大和諸蕃、河内諸蕃〕、連姓は新羅王族が出自とされる〔『新撰姓氏録』未定雑姓,河内〕。大伴がどの系統に属するか明らかでないが、天武天皇12年(683年)10月5日に連の姓を授けられた菟野馬飼造の一族〔岩波文庫版『日本書紀』第5分冊292頁注12。〕、あるいは首姓の一族〔太田704 〕とする説がある。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「菟野大伴」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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