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菱川 和翁(ひしかわ わおう、生没年不詳)とは、江戸時代の浮世絵師。 == 来歴 == 菱川を称し画風は典型的な菱川派のものであることから、菱川師宣の門人か菱川派に近い人物だったと見られる。姓は桑原氏、名は不詳。落款には「和応」という表記も見られ、ほかに師薫、桑子師薫、和央、風養軒、艶屈と号す。かつて英一蝶の前名といわれていたこともあったが、現在ではそれは否定されている。作画期は元禄のころで肉筆画10点ほどが確認され、代表作として「美人物思い図」(ニューオータニ美術館所蔵)、「花下観桜図」(奈良県立美術館所蔵)などがある。「美人物思い図」には遊印が捺されており、遊印は文人の使うものなので単なる絵師ではなく、それなりの出自教養のある人物だったと考えられる。師宣に直接教えを受けたのかもしれないともいわれる。 『御仕置裁許帳』によれば、山田宗倫という人物が『百人男』という書を世に出そうとしたところ幕府より取締りを受け、宗倫は死罪、宗倫に関わった者4名も処罰されたが、本所の三文字屋屋敷又市店に住んでいた和翁がこれに連座し、元禄4年(1691年)10月22日に日本橋より五里四方追放となったという。『竜渓小説』(小宮山昌世著)では住んでいたのは本所ではなく本石町で、また追放ではなく死罪になったと記す。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「菱川和翁」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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