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萩往還(はぎおうかん)は、江戸時代に整備された街道の一つ。長門国の城下町である萩(現在の山口県萩市)と周防国三田尻(現在の山口県防府市)とをほぼ直線に結ぶ全長約53km(厳密には52.7km〔リレー随筆「歴史街道 萩往還」第1回 - 山口きらメールVol.45 平成16年5月14日号 おもしろ山口学(山口県広報広聴課)〕)の街道であった。 == 概要 == 江戸時代以前から部分的に使われていた道〔山口市六軒茶屋跡付近の案内板。〕を、関ヶ原の戦いで敗れた毛利氏(長州藩)が萩城に居を移した後の慶長9年(1604年)に、道幅二間(4m)の重要道路として整備した。城下町萩の唐樋にある札場(高札場)を起点に、明木(萩市〔旧旭村。〕)、佐々並(萩市〔)、山口(山口市)を経由して三田尻に至る。主要街道である西国街道(山陽道)とを結ぶ参勤交代道〔藩主の通り道であることから「御成道(おなりみち)」とも呼ばれていた。〕であると同時に、日本海側の萩と瀬戸内海側の商港であった中関港とを結ぶ役割もあり、石畳・立場・一里塚・往還松などが設けられていた。幕末には志士たちが往来するなどしていたが、明治時代以降は利用者が減って道も荒れ〔、険しい山道など一部はそのまま廃道となった。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「萩往還」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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