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葛根湯(かっこんとう)は、漢方方剤の一種。出典は『傷寒論』・『金匱要略』。 「葛」の文字を用い「葛根湯」と表記する場合もある〔。 葛根湯には、プエラリン、ダイゼイン、パエノフロリン、桂皮酸、グリチルリチン、エフェドリン、ジンゲロールが含まれている。主要な活性成分は、エフェドリンおよびプソイドエフェドリンとされている。 == 構成生薬 == * 葛根 * 麻黄 * 桂枝 * 芍薬 * 生姜 * 大棗 * 甘草 基本方剤である桂枝湯(桂枝・芍薬・生姜・大棗・甘草)に葛根・麻黄を加えたものである。 桂枝湯と葛根湯両方とも発汗作用があるがその作用効果が異なる。桂枝湯は発汗作用が弱い発汗薬で、これに強い発汗薬である麻黄を加え、より発汗作用を強化した発汗薬が葛根湯である。また、葛根には鎮痛作用がありとくに首筋の凝りをとる作用があるとされる。なお、虚証、寒証の人は葛根湯ではなく桂枝湯を用いる。 芍薬は漢方薬の代表的な鎮痛剤の一つ。生姜・大棗は方剤全体の副作用を緩和する目的でペアで多数の方剤に使われる。甘草には元来喉の痛みをやわらげる作用があるが配合されている量が少ないことからあまり効果が期待されておらず、副作用を緩和する目的で加えられたと考えられる。 原典には、葛根と麻黄を先に煎じ、後から他の生薬を加えてさらに煎じるとされている。この方法は麻黄の主成分であるエフェドリンをより多く抽出することができる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「葛根湯」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Kakkonto 」があります。 スポンサード リンク
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