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葛飾 北英(かつしか ほくえい、生没年不詳) は、江戸時代後期の浮世絵師。 ==来歴== 葛飾北斎の門人。姓名不詳。桃華園と号す。文化元年(1804年)頃から肉筆画を描いたとされるが、極めて寡作であった。「鐘馗図」を見ると、何といっても全体に漲る力強い描線と、速さをもって描出された鐘馗の一瞬の動きの的確さが特徴で、注目すべきはこの本紙が通常の絵絹ではなく、縮緬地に描かれていることである。縮緬地は余程丹念に描くか絵師自身に実力が伴わなくては、筆運びは当然、墨や絵具の載りも悪い。ゆえに絵師の最も嫌いな素材の一つといえるが、それを北英は自由に使いこなしている点は見事という他ない。例えば、隈や薄墨部分には全く斑がなく、随所に見える掠れなどから描線は一気になされていることが判る。桃華園北英筆の落款に花押が捺されており、落款の「北」の字が、北斎の文化期の書体に似ているといわれる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「葛飾北英」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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