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葛飾 北雲(かつしか ほくうん、生没年不詳) とは、江戸時代後期の浮世絵師。 == 来歴 == 葛飾北斎及び春好斎北洲の門人。俗称は文五郎。画姓に葛飾を使用し、東南西、戴賀と号した。後年になって名古屋に住したといい、文化11年(1814年)刊行の『北斎漫画』の奥付に名古屋の校合門人として、牧墨僊とともに名を連ねている。。大工を生業としており、性格は淡白で情に厚い人であった。 文化(1804年 - 1818年)から天保(1830年 - 1844年)期に活躍しており、代表作には絵手本『北雲漫画』一冊(刊行年不詳)があげられ、他に狂歌摺物など版本の挿絵、肉筆美人画が数点と若干の役者絵が知られている。例として文化13年(1816年)刊行の栗杖亭鬼卵作の読本『夕霧書替文章』五冊、文政7年(1824年)刊行の一渓翁野人作の読本『弥生佐久羅』六巻6冊、文政8年(1825年)刊行の蜉蝣子作の読本『(復讐奇談)五人振袖』六巻1冊などが挙げられる。また肉筆画「妓楼花魁図」は妓楼の縁側から満開の桜を愛でようとする花魁を描いたもので、北斎の画風に工夫を加えやや顔を斜めに描いている。左手を襟元にあてて小指を立てている姿も珍しい。花魁の打掛に描かれている鶴は北斎の「鶴鸛図屏風」(鎌倉国宝館所蔵)に描かれたギクシャクと飛ぶ鶴に良く似ている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「葛飾北雲」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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