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蒋幹[しょう かん] 蒋 幹(しょう かん、生没年不詳)は、中国後漢末の人物、曹操配下。字は子翼。『三国志演義』の「赤壁の戦い」において孫権軍の周瑜の計略の操り人形にされてしまうことが知られているが、史書ではわずかな記録しか残っていない。 ==事跡==
『三国志』「周瑜伝」注に引く『江表伝』(既に散逸)によると、揚州九江郡(現在の江西省九江市)の出身で、立ち居振る舞いに優れ、優れた弁舌を以て知られていた。そのために、曹操の招聘を受けて仕官した。また、故郷が近いこともあって孫権に仕える周瑜とは顔見知りであり、その縁から周瑜を高く評価する曹操により彼を密かに引き抜くように命ぜられた。蒋幹は供も連れず、庶民の衣服のまま揚州に赴き、周瑜に面会した。しかし、周瑜は蒋幹の訪問の目的を既に察知しており、厚くもてなすと共に自らの孫権への忠誠を強調した。蒋幹はそれを素直に認めて、何も申し出ることなく去った。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「蒋幹」の詳細全文を読む
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