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蒋廷黻[しょう ていふつ]
蒋 廷黻(しょう ていふつ)は、中華民国(台湾)の歴史学者・外交官・政治家。1930年代以降の国民政府において様々な外交活動に従事した人物で、国際連合首席代表を務めたことで知られる。また、中国近代史・外交史の大家でもある。字は綬章。筆名は清泉。 == 事跡 ==
=== アメリカ留学 === 商人の家庭に生まれる。1906年(光緒32年)秋に湖南省の益智学堂に入学し、英語と西洋史を学んだ。辛亥革命が勃発した頃に上海でキリスト教の洗礼を受けている。1912年1月、教会の紹介を受けてアメリカに留学し、最初はミズーリ州で学び、1914年秋にオハイオ州のオベリン大学歴史学部に入学した。同学部を卒業して文学士の学位を取得している。 1918年、蒋廷黻はフランスに赴き、勤工倹学に参加する。翌年夏、アメリカに戻り、コロンビア大学で政治学・歴史学を学ぶ。1923年春、同大学で哲学博士号を取得した。まもなく帰国し、南開大学に招聘されて歴史系(歴史学部)教授となった。これ以降、中国近代外交史の研究を開始する。1928年(民国17年)5月に済南事件が発生した際には、南開大学の学生による日本商品ボイコットのための天津反日会が結成され、蒋もこれに参加した。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「蒋廷黻」の詳細全文を読む
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