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『蒼天航路』(そうてんこうろ、英名表記:''Beyond the Heavens'')は、原作・原案李學仁、漫画王欣太による漫画。1994年10月から2005年11月まで『モーニング』で連載された。 == 概要 == 中国の後漢末期から三国時代の英雄曹操を「最も人に興味を示した英雄」として主人公に据え、新しい解釈のもとで三国志の世界を描いた長編大作である。 キャッチコピーは「衝撃のネオ三国志」。三国志の正史と『三国志演義』のエピソードへの独自のアレンジと、臨場感溢れる豪快な迫力や作者が「その人物に与えるコマにおいては全員主役」と語る〔『蒼天航路 CHRONICLE EDITION 』10巻巻末インタビュー〕という緻密なキャラクター描写が特長。 王欣太が当時の編集長に「ブロードウェイのミュージカルのように三国志を描いてみないか?」と言われたことをきっかけに連載が決まった〔。王欣太は連載前は『中国仁侠伝』を愛読し〔単行本3巻作者コメント〕、古代中国に親しんでいながらも、三国志の知識は全く無く、曹操や劉備の名前も知らず、孔明に聞き覚えがある程度だった〔単行本33巻作者コメント〕。 連載依頼の後、吉川英治の『三国志』を読むも、冒頭の段階で嫌気が差し、読むのを止めた〔『画伝 蒼天航路』巻末インタビュー「我田引水・自画自賛」〕。そして正史も読むも、著者の修飾が当たり前のように入っていることに違和感を覚え、「修飾が許されるならもっと面白く描くべき」という考えに至った。そのため、正史・演義はもとより、数多くの資料の綿密な考証をもとに、史実を主軸にストーリーを進めながら、作者曰く「史実の横を突っ込む」という想像を大いに盛り込んでの独自のアレンジがされている〔『蒼天航路 CHRONICLE EDITION 』7巻 三代目魚武濱田成夫との対談〕。 連載当初は、原作・李學仁、漫画・王欣太の分業により進行した。1998年9月に李學仁が死去して以降は、王欣太一人によって執筆された(クレジットは“原案”・李學仁に変わっている)。原作者の死去による作風の変化が語られることが多いが、第一話から既にほぼ原作原稿と離れた内容であり、王欣太は「原作とのスタンスは当初からフリーにしてもらった」「(外的要因で)影響が如実に出ていることといえば、編集者の交代」と語り、『三国志演義』では悪役とされていた曹操を主人公としたのはもっぱら李學仁の功績であると述べている〔。 単行本の累計発行部数は1800万部を超える(2009年9月時点)。1998年度第22回講談社漫画賞一般部門を受賞した。その後、王欣太自身の完全監修により製作された『画伝蒼天航路』が造本装幀コンクールにて入賞した。 2009年4月から9月まで日本テレビにてテレビアニメが放送された。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「蒼天航路」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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