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蒼頡篇 : ウィキペディア日本語版
蒼頡篇
蒼頡篇』(そうけつへん)は、から前漢にかけて作られた漢字学習書。『倉頡篇』とも書く。現存しないが、いくつかの残簡が発見されている。
== 歴史 ==

説文解字』の序および『漢書』芸文志によると、『蒼頡篇』に先行する漢字学習書として『史籀篇』があったが、始皇帝のときに、丞相の李斯が『史籀篇』の文字から秦の標準である小篆に合わない文字を取り除いて、新たに『蒼頡篇』7章を作った。その後、趙高が『爰歴篇』6章を、胡毋敬が『博学篇』7章を作った。前漢になると、以上の三篇をひとつにまとめ、60字ごとに章を分け直した。三篇をまとめたものもやはり『蒼頡篇』の名で呼んだ。全部で55章(3300字)があった。
『蒼頡篇』に類似した書物として、武帝のときに司馬相如が『凡将篇』を、元帝のときに史游が『急就篇』を、成帝のときに李長が『元尚篇』を作った。これらのうち、完全な形で現存するのは『急就篇』のみである。
平帝のときに『蒼頡篇』の続編として揚雄が『訓纂篇』を作り、また班固も続編を作った。後漢和帝のときに賈魴が『滂喜篇』を作った。『訓纂篇・滂喜篇』の2つは『蒼頡篇』の続編として作られたために文字の重複がなく、のちに『蒼頡篇』『訓纂篇』『滂喜篇』の3書をあわせて『三蒼』と呼ぶようになった〔『隋書』経籍志一「三蒼、三巻、郭璞注。秦相李斯作『蒼頡篇』、漢揚雄作『訓纂篇』後漢郎中賈魴作『滂喜篇』故曰『三蒼』。」〕。
『蒼頡篇』には古い字が多かったので、後漢の杜林の張揖、郭璞が注を書いたというが、早くほろんだ。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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