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蓬峠 : ミニ英和和英辞書
蓬峠[よもぎとうげ]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [よもぎ]
 【名詞】 1. sagebrush 2. wormwood 3. mugwort
: [とうげ]
  1. (n,n-suf) ridge 2. (mountain) pass 3. difficult part 

蓬峠 : ウィキペディア日本語版
蓬峠[よもぎとうげ]

蓬峠(よもぎとうげ)は、群馬県利根郡みなかみ町新潟県南魚沼郡湯沢町の間にある標高1,529mのである。
== 概要 ==
国道291号点線国道区間にある清水峠の近傍であり、清水峠同様に登山道程度の整備のみとなっている。よって、車両は通行できない。
新潟県側からは、上越線土樽駅近傍の南越後観光バス蓬橋バス停より魚野川に沿って上流へ1.5 kmほど南下し、関越自動車道土樽パーキングエリア付近で万太郎谷と蓬沢の合流点である万太郎橋へ到達する(ここまで舗装路)。
蓬沢沿いの林道へ入り1 kmほど行くとクロガネ沢出合付近で車道は終点となり、それより先は登山道となる。林道終点の砂防ダム近辺に5台分程の駐車スペースがある。
登山道入り口から峠までは約3 km。まず川沿いの道を行き、東俣沢出合から上りに転ずる。尾根筋をつづら折れに上り詰めそこから茶入沢までトラバース気味に進む。
茶入沢を越えてジグザグにしばらく進んでいくと水場があり、稜線に出たところが三国山脈を縦走する登山道で、山小屋蓬ヒュッテが存在する。
登山道と縦走路との合流地点から稜線上を南に約100 mほど進むと蓬峠に達する。
蓬峠から群馬県側へ白樺尾根を1 kmほど下っていくと白樺避難小屋があり、そこから国道291号の点線国道区間(旧道)と尾根を下って湯檜曽川沿いに進む新道に分岐している。
いずれの道もさらに進むと上越線土合駅に至る。
古くから新潟側と群馬側の住民とが物々交換のために通った峠であったが、新潟側については近代になって行き交いが少なくなり荒れていたところを国鉄山の家の髙波吾策が昭和17年の春から夏にかけて私費を投じて再整備した〔髙波吾策「魔の山に生きる」、講談社、1958年〕〔髙波吾策「谷川岳ヒゲの大将」、実業之日本社、1971年〕。
谷川連峰の登山道の中では比較的平易な部類で、縦走歩きの入門コース、また距離と時間の短さから緊急時のエスケープルートという側面もある。
峠にある小屋「蓬ヒュッテ」は昭和27年に登山客の利便と遭難防止を目的に地元自治体によって建てられた。
元々は避難小屋であるが、収容人員約20名の営業小屋として使われている(2014年現在は所属自治体の湯沢町が管理)。
谷川連峰、上越国境三国山脈縦走路上での有人小屋はここより北には無い。
付近は笹原に覆われ、夏は高山植物が多く観察できる。
隣接する峰々に春先まで雪が残るため、バックカントリースキーの対象となることもある。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「蓬峠」の詳細全文を読む




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