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蔵入地(くらいりち)は、戦国時代から江戸時代における領地区分の一つである。大名もしくは幕府の直轄地のことである。所領のうち、家臣へ与える知行地に対するもの。蔵入地には、代官を派遣して直接支配を行い、年貢・諸役などの徴収にあたった。 ==概要== ===戦国時代=== 戦国時代における蔵入地は、戦国大名が自己の所領のうち、家臣へ与える知行地に対して代官を派遣して直接支配を行って年貢・諸役などの徴収にあたった直轄地を指す。豊臣政権(太閤蔵入地)・江戸幕府(天領)及びその諸藩にも引き継がれていった。 戦国大名の蔵入地は朝廷や室町幕府においても用いられた御料所(ごりょうしょ)とも呼ばれ、主に本拠地の周辺部や新規に獲得した占領地に設定される事が多かった。蔵入地からの収入は大名家の財政を運営するための財源となった他、兵糧米や下級家臣への禄米に充てる財源としても重要な役割を果たした。また、米穀や特産物、鉱山、山林などの確保や交通。商品流通の要地を抑える役割も果たした。織田信長が足利義昭からの管領就任要請を断って代わりに大津・草津・堺の支配権を得て、ここを蔵入地化したのは有名な話である。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「蔵入地」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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