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蔵塚古墳(くらづかこふん)とは、大阪府羽曳野市飛鳥に所在した古墳時代後期の前方後円墳。南阪奈道路建設に伴って発見、調査されている。盛土の大部分がすでに失われていたが、調査によって土嚢を積み上げて区割した部分に盛土しながら墳丘を築造していった当時の墳丘盛土工法の存在が明らかにされている。 == 概要== 南阪奈道路建設予定地内にある駒ヶ谷遺跡の事前調査で、飛鳥時代~中世の集落の遺構などともに、周濠を伴う一基の前方後円墳の遺構が検出された。当該地は「蔵塚」という小字が残っている場所であり、小字名がそのまま古墳の呼名にされることとなった。蔵塚古墳は盾形の周濠を持つ前方後円墳であり、古代以降の集落の建物造営や近現代の開墾による削平が大規模に及んでおり墳丘の多くを既に失っていた。古墳の規模は墳丘長53.5m(周濠までを含めた総長68.9m)、後円部径33.4m、前方部長20.1m、前方部幅は未発掘の部分があるので推定で45m以上と、前方部が極端に広がる平面プランを有しているのが当古墳の特徴となっている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「蔵塚古墳」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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