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蔵多山(くらたやま)は、揖宿山地に属する標高475.4メートルの山である。鹿児島県南さつま市と枕崎市との境界付近に位置する。 == 概要 == スギ、ヒノキ、マツなどの人工林に覆われた場所が多いが山頂付近にはシイ、イスノキ、クロキなどの天然林も見られる。古第三紀に海底に堆積した四万十層群と呼ばれる地層に花崗岩が貫入してホルンフェルスが形成された地質構造となっている。蔵多山付近で産出される蔵多石はこのホルンフェルスである。蔵多山の北部では砂鉄を産出し、製鉄が行われていた。また、南部には鹿篭金山と呼ばれる金の鉱山があった。中世において重要な港であった坊津と鹿児島城とを結ぶ街道が通っており、商品を保管するために多くの蔵が建てられていたと言われている。蔵置山とも呼ばれていた。〔加世田市史編さん委員会編 『加世田市史 上巻』 加世田市、1986年〕〔枕崎市誌編さん委員会編 『枕崎市誌 上巻』 枕崎市、1990年〕 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「蔵多山」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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