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御釜(おかま)は、宮城県刈田郡蔵王町と同県柴田郡川崎町の境界付近(境界未定地域)にある火口湖のことで、五色沼(ごしきぬま)とも呼ばれる。蔵王連峰の観光のハイライトとして知られる。 == 概要 == 御釜は、蔵王連峰の中央部の最も標高の高いエリアにある。同エリアはカルデラとなっているが、外輪山は東側が崩壊している。外輪山の尾根をたどると北側が「ロバの耳岩」()辺りから西側の「馬の背」()を経て南側の「刈田岳」(標高1,758m。)に至るラテン文字の「C」、あるいは、馬蹄形になっている。この外輪山の内側に標高1,674mの「五色岳」()という中央火口丘(後カルデラ火砕丘)があり、同岳の西側中腹に直径約400mの爆裂火口がある〔外部リンク(桜島国際火山砂防センター)より。〕。この火口の底に水が溜まってできた火口湖が「御釜」である(カルデラ湖や火口原湖ではない)。 刈田岳頂上には「蔵王連峰」の名称の由来となった「刈田嶺神社(奥宮)」()があるが、特に同神社周辺から見ると御釜は、外輪山の「馬の背」と爆裂火口によってえぐられた中央火口丘の「五色岳」とによってぐるりと周囲を囲まれているように見え、水を入れた釜に例えることが出来る。また、御釜の湖水は、火山活動によって度々沸騰している。御釜という名称のはっきりした由来は不明だが、このような周囲の地形、あるいは、火山活動による水温上昇や水蒸気爆発との関係で語られることがある。「カルデラ」はスペイン語で「釜」の意だが、これの和訳という説は見られない。 なお、県境から御釜(五色沼)の縁まで地図上で400m未満しかなく、県境の馬の背からでも眺めることが出来るため、観光ガイドには山形市または上山市の観光名所として紹介されている場合もある〔山形市・山形市観光協会「やまがた観光カタログ 山形十二花月」(2011年11月)13頁、やまがた観光キャンペーン推進協議会「山形県観光ガイドブック 山形への旅」(H22年10月)7頁、上山市観光協会「第28回かみのやま温泉全国かかし祭り」パンフレット(平成10年9月)25頁、ほか多数。〕。また、山形放送(YBCテレビ)〔刈田リフトや蔵王坊平ライザワールドスキー場を運営しているヤマコーリゾートは、山交バスを中核とするユトリアグループのグループ企業である。また、山形放送の2014年時点の代表取締役社長は、ヤマコーの取締役の1人である。服部敬雄参照。〕の気象情報の背景映像や山形県内企業のテレビCMにも御釜が登場している。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「御釜 (蔵王連峰)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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