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薄い本 : ミニ英和和英辞書
薄い本[うすいほん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [すすき]
 (n) Japanese pampas grass
薄い : [うすい]
 【形容詞】 1. thin 2. weak 3. watery 4. diluted 
: [ほん, もと]
  1. (n,n-suf,n-t) (1) origin 2. basis 3. foundation 

薄い本 : ウィキペディア日本語版
薄い本[うすいほん]

薄い本(うすいほん)とは、同人誌、特に漫画アニメーションコンピューターゲーム成人向け二次創作同人誌を指す俗語隠語)である。
== 概要 ==
「同人誌」と呼ばれる自費刊行書籍の中でも、漫画アニメーションコンピューターゲームのいわゆる「オタク系(秋葉原系、秋葉系)」と通称される分野の二次創作作品は、概ねB5判程度の判型で、表紙を含め12~32ページ程度のものが多い。
マンガ・アニメファン(いわゆる「オタク」)による同人誌の刊行と同人誌即売会の開催が相次ぎ、制作者と読者との相互の交流が活発になるなど活性化してゆくに従い、同人誌の読者も増加し、「同人誌」というものが旧来の''「同人誌」=「文学、小説、俳句、短歌の同好の士が発表の場を求めて自費で雑誌を刊行したもの」''という辞書的な認識から''「同人誌」=「漫画・アニメ・ゲームの二次創作物を自費で刊行したもの」''としてごく狭い同好の士以外にも知られるようになると、これらの同人誌に対し、商業漫画単行本に比べ高価な割にページ数が少ないことから、「薄い本」という呼称が生まれたとされる。
用語自体はこれらの同人作品が「アニパロ」と通称されていた1980年代頃からあったとされているが、「薄い本」という呼称が単純に「ページ数が少ないもの」「内容の薄いもの」を指すものではなく「特定の分野の二次創作、中でも成人向けの内容を持つもの」への俗称として広く用いられるようになったのは西暦2000年代以降である。
なお、「薄い本」という呼称を「''二次創作、中でも成人向けの内容を持つもの''」に対してのみ用いるか「''二次創作の同人誌全般(※必ずしも成人向けの内容であるとは限らない)''」の意味で用いるかは人によって異なるため、会話や文章の文脈上によっては発話者の意図したものとは異なる意味に受け取られることがあるので、注意が必要である。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「薄い本」の詳細全文を読む




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