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薬丸兼教(やくまる かねのり)は、昭和時代の軍人であり剣術家。薬丸自顕流第十二代宗家薬丸兼吉の子。 ==経歴== 陸軍士官学校第四十九期卒。昭和十八年、陸軍大学卒業。陸士では昭和天皇の弟である秩父宮と同期で、宮の五人のご学友に選ばれたほどの駿傑であった。その後、陸軍士官学校教官などを務めた後、沖縄第三二軍司令部情報将校(陸軍少佐)として、牛島司令官を補佐した。昭和二十年六月十八日、ゲリラ戦指揮の命を受け、司令部を出立した。その後の消息は不明であり、戦死したと推定されている。薬丸本家最後の当主である父薬丸兼吉は、本来であれば薬丸自顕流十三代宗家となるはずであった長男の死を嘆き、「薬丸流は自分の代までで終わりにしたい」と話していたという。兼吉の死後、薬丸自顕流宗家の証ともいえる薬丸家文書は、当初兼吉の長女の夫である樋之口一夫方に保管されていたが、現在は樋之口家の意志によって、鹿児島県歴史資料センター黎明館に寄託されている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「薬丸兼教」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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