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藤之寺(ふじのてら)は兵庫県神戸市兵庫区兵庫町にある浄土宗の仏教寺院。 == 歴史 == 寺伝によると、もとは北風家が佐比江に神功皇后から賜った御手形を御霊として主神に、相殿に春日明神を祀る社を建立し、奉仕する社僧のいた真言宗西光院であった。 のちに浄土宗の西光寺と改め、北風家の菩提寺であり、同家が白藤姓を名乗っていたことから俗に藤の寺とよばれるようになった。 * 兵庫津の元禄5年(1692年)の「寺社改帳」では、文安4年(1447年)音誉勢観上人の開基とし、迎接院藤の寺といったとある。 * 延宝の記録では、慶長19年(1614年)片桐且元の除地証文を得て西光寺と称したとあり、本寺のほかに子坊が7つもあったが、のち退転して本寺だけとなる。 * 明治元年(1868年)一時廃寺となる。 * 明治2年(1869年)7月に再興を許されて藤之寺と改める。 * 昭和20年(1945年)3月の神戸大空襲で全焼。 * 昭和30年(1955年)本堂を再建。 以前は明治20年ごろ開山上人を記念して植えた「園の藤」という名高い藤の木があり、明治時代には毎年来迎会が行なわれ、二十五菩薩の行列には信者がにぎわった。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「藤之寺」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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