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藤井川ダム(ふじいがわダム)は茨城県東茨城郡城里町、一級河川・那珂川水系藤井川に建設されたダムである。 茨城県が管理する県営ダムで、高さ37.5メートルの重力式コンクリートダムである。当初は洪水調節のみを目的とした治水ダムであり、平常時は水を貯めない穴あきダムであったが、その後の水需要の変化に伴って多目的ダムに再開発が行われた。藤井川の治水と水戸市・城里町の水がめとして建設された補助多目的ダムである。ダムによって形成された人造湖はうなぎ地蔵湖(うなぎじぞうこ)と命名されている。 == 地理 == 藤井川は茨城県内の那珂川水系では涸沼川、緒川に次ぐ規模の河川である。茨城・栃木県境の山地を水源として概ね東に流路をとり、途中で前沢川や西田川を合わせる。かつては西田川合流後そのまま東に流れて那珂川に合流していたが、放水路として新藤井川(現流路)が開削され旧流路は廃川となっている。現在の藤井川は国道123号を沿って南下し、水戸市飯富町で那珂川に合流する。ダムは藤井川が大きく蛇行する狭窄部に建設された。貯水池は一部水戸市に掛かっている。なお、建設当時の所在地は東茨城郡常北町であったが、平成の大合併によって桂村、七会村と合併し城里町になった。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「藤井川ダム」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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