翻訳と辞書
Words near each other
・ 藤井泰行
・ 藤井洋八
・ 藤井洋治
・ 藤井流星
・ 藤井浩二
・ 藤井浩人
・ 藤井浩佑
・ 藤井浩明
・ 藤井浩然
・ 藤井浩祐
藤井淑禎
・ 藤井深造
・ 藤井淳
・ 藤井淳 (ラグビー選手)
・ 藤井淳子
・ 藤井淳志
・ 藤井清孝
・ 藤井清水
・ 藤井清美
・ 藤井滋司


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

藤井淑禎 : ミニ英和和英辞書
藤井淑禎[ふじい ひでただ]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ふじ]
 【名詞】 1. wisteria 
: [い]
 【名詞】 1. well 

藤井淑禎 : ウィキペディア日本語版
藤井淑禎[ふじい ひでただ]

藤井 淑禎(ふじい ひでただ、1950年2月23日 - )は、日本近代文学の研究者、立教大学名誉教授。
愛知県豊橋市生まれ。1974年慶應義塾大学文学部卒業、1979年立教大学大学院博士課程満期退学、同年東海学園女子短期大学専任講師、1985年助教授、1990年立教大学文学部助教授、1992年教授。立教大学江戸川乱歩記念大衆文化研究センター長。2015年定年退任、名誉教授。
結核と文学の関わりを探った『不如帰の時代』が最初の本。これはスーザン・ソンタグ柄谷行人の影響下にあるものだったが、その後、戦後の純愛ブームを武者小路実篤亀井勝一郎の人生論や恋愛論から窺うなど、戦後大衆文化の研究に転じるとともに、「小説の考古学」を唱える。夏目漱石こころ』の注釈では同時代の資料から小森陽一や石原千秋の『こころ』論を批判したが、石原千秋から、自分たちの研究成果とは方法的にかみ合っていないと論難された。その後、松本清張、江戸川乱歩など大衆小説の研究に移り、時代相をとらえる手法を用いている。
==著書==

*『不如帰の時代 水底の漱石と青年たち』名古屋大学出版会 1990
*『純愛の精神誌 昭和三十年代の青春を読む』新潮選書 1994
*『望郷歌謡曲考 高度成長の谷間で』NTT出版 1997
*『清張ミステリーと昭和三十年代』文春新書 1999
*『御三家歌謡映画の黄金時代 舟木西郷の「青春」と「あの頃」の日本』平凡社新書 2001
*『小説の考古学へ 心理学・映画から見た小説技法史』名古屋大学出版会 2001
*『景観のふるさと史』教育出版(江戸東京ライブラリー) 2003
*『清張 闘う作家 「文学」を超えて』ミネルヴァ書房(MINERVA 歴史・文化ライブラリー) 2007
*『高度成長期に愛された本たち』岩波書店、2009 
*『名作がくれた勇気 戦後読書ブームと日本人』平凡社、2012 

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「藤井淑禎」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.