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藤原 文信（ふじわら の のりあきら、生没年不詳）は平安時代中期の貴族。藤原北家、中宮亮・藤原忠幹の子。官位は従四位上・尾張守。 天元4年（981年）筑後守に任ぜられる。永延3年（989年）4月1日、高野山より帰還する間、安倍正国に襲われて頭部二箇所を斬られるが、これは文信が筑後守在任中に正国の父母兄弟姉妹を鏖殺したため、正国より報いを受けたものであった。4月5日、百姓の上訴により尾張守を停められた藤原元命の代わりとして文信は尾張守に任ぜられる。4月6日、捕らわれた正国の身柄は文信の子である惟風の許に渡り、指を切られ足を折られた〔『小右記』永延3年4月4日、5日、6日条。〕。 寛弘6年（1009年）筑前守在任中には、大宰大弐・藤原高遠を訴えて職を停めさせている。その他、右馬権頭・鎮守府将軍を歴任して従四位上に至った〔『尊卑分脈』長良卿孫。〕。 == 系譜 == *父：藤原忠幹 *母：藤原子高の娘 *妻：清原中山の娘 *男子：藤原惟風（?-?） *妻：不詳（生母不明の子女） *男子：藤原惟貞（?-?） *男子：藤原惟忠（?-?） *女子： 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア（Wikipedia）』 ■ウィキペディアで「藤原文信」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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