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藤原武良自 : ミニ英和和英辞書
藤原武良自[ふじわら の むらじ]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ふじ]
 【名詞】 1. wisteria 
: [はら, もと]
  1. (n,n-suf,n-t) (1) origin 2. basis 3. foundation
: [りょう]
 【名詞】 1. good 

藤原武良自 : ウィキペディア日本語版
藤原武良自[ふじわら の むらじ]
藤原 武良自(ふじわら の むらじ、8世紀 - 没年不詳)は、奈良時代貴族。名は武良士または武良志とも記される。藤原南家右大臣藤原豊成の長男。官位従五位下丹後守
== 経歴 ==
天平勝宝6年(754年従五位下に叙爵し、左京亮に任ぜられる。同年11月畿内巡察使となる。天平勝宝9年(757年)5月に叔父の藤原仲麻呂紫微内相に任ぜられて権力を掌握し〔『続日本紀』天平勝宝9年5月20日条〕、それまで右大臣として太政官の首班に立っていた父・藤原豊成が政権の外に押し出され気味となると、同年6月に武良自は伯耆守として地方官に転じる。結局、7月に発生した橘奈良麻呂の乱連座して、豊成は右大臣を罷免されている〔『続日本紀』天平勝宝9年7月12日条〕。
天平宝字3年(759年)には、藤原仲麻呂の子息の真先訓儒麻呂(いずれも従四位下)・朝狩正五位下)が次々と昇進していく中〔『続日本紀』天平宝字3年6月16日条〕、武良自は昇進が叶わないまま丹後守に転じて引き続き地方官を務めた。
天平宝字5年(761年)に長野公足が丹後守に任ぜられていることから〔『続日本紀』天平宝字5年10月1日条〕、それまでに武良自は地方官の任期を待たずに丹後守を辞したらしい。その後、『六国史』に武良自の叙位任官記録はないが、『尊卑分脈』では良因と名乗っていたことが記されていることから、出家した可能性もある〔高島243 〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「藤原武良自」の詳細全文を読む




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