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藤原 清房(ふじわら の きよふさ、生没年未詳)は平安時代末期から鎌倉時代初期にかけての公家、廷臣。藤原房前を祖とする藤原北家の一門の勧修寺流の藤原盛憲を父とする。勧修寺清房。正五位下、蔵人、出羽守。 祖父顕憲の養子としてその家を継ぐという。父盛憲、叔父経憲はともに保元の乱で流罪となり、一時一家は没落するが、清房は従姉妹の在子が入内した後鳥羽天皇に近侍し家運の回復に努める。しかし、承久3年(1221年)の承久の乱の結果、後鳥羽上皇が隠岐国へ流罪となると、清房もこれに従い、出家の上隠岐へと下った。晩年は上皇が寵愛した伊賀局に仕えていた事が知られている(『岡屋関白記』建長元年3月27日条)。 次男の重房は丹波国何鹿郡上杉庄(京都府綾部市上杉町周辺)を領して上杉重房となり、征夷大将軍の宗尊親王と共に関東の鎌倉へ下ることになる。この重房が室町時代に関東管領・大名などを出す上杉氏の祖である。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「藤原清房」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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