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藤原 諸葛（ふじわら の もろくず／もろかず、天長3年（826年） - 寛平7年6月20日（895年7月16日））は、平安時代前期の公卿。藤原南家、右大臣・藤原三守の孫。侍従・藤原有統の長男。官位は従三位・中納言。 == 経歴 == 仁明朝では但馬介・蔵人を歴任。文徳朝では仁寿3年（853年）従五位下に叙爵し、斉衡2年（855年）加賀権介に任ぜられる。 清和朝では中務少輔・少納言・兵部大輔・備中権守を歴任する間、貞観2年（860年）従五位上、貞観8年（866年）正五位下、貞観13年（871年）従四位下と昇進する。その後も、貞観17年（875年）蔵人頭、貞観18年（876年）従四位上・左近衛権中将に叙任され、陽成朝の元慶3年（879年）参議に任ぜられ公卿に列す。元慶7年（883年）正四位下。元慶8年（884年）陽成天皇の退位に伴う皇嗣の評議の席で、時康親王（のち光孝天皇）の擁立を図る関白・藤原基経に同調して、剣に手をかけて恫喝に及び異論を押さえ込んだ。 宇多朝の寛平3年（891年）従三位・中納言に叙任。寛平7年（895年）正月に上表して致仕し、同年6月20日薨去。享年70。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア（Wikipedia）』 ■ウィキペディアで「藤原諸葛」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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