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藤村実穂子 : ミニ英和和英辞書
藤村実穂子[ふじむら みほこ]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ふじ]
 【名詞】 1. wisteria 
: [むら]
 【名詞】 1. village 
: [み, じつ]
 【名詞】 1. fruit 2. nut 3. seed 4. content 5. good result 
: [ほ]
 【名詞】 1. ear (of plant) 2. head (of plant) 
: [こ, ね]
 (n) first sign of Chinese zodiac (The Rat, 11p.m.-1a.m., north, November)

藤村実穂子 : ウィキペディア日本語版
藤村実穂子[ふじむら みほこ]

藤村 実穂子(ふじむら みほこ)は、日本のメゾソプラノ歌手である。世界中で活躍し、欧米における「現在最高のメゾの一人」と称される。
== 経歴 ==
東京芸術大学音楽学部声楽科卒業、同大学院修了後、ミュンヘン音楽大学大学院に留学し研鑚を積む。在院中にワーグナー・コンクール(バイロイト)で事実上の優勝、マリア・カナルス・コンクール優勝など数々の国際コンクールに入賞後、2000年までオーストリア、グラーツ歌劇場の専属歌手となる。現在はフリーの歌手として世界中で大活躍している。
2002年、バイロイト音楽祭の『ニーベルングの指環』において、日本人として初めてフリッカ役(『ラインの黄金』、『ワルキューレ』)という大役に抜擢され、一躍注目を浴びる。その後も同音楽祭に毎年主役で出演し、9年連続出演という日本人初記録を立てると同時に、ワルトラウテ(『神々の黄昏』)、エルダ(『ラインの黄金』、『ジークフリート』)、ブランゲーネ(『トリスタンとイゾルデ』)、また2008年には新演出で『パルジファル』のヒロインであるクンドリーという超主役を、2年連続で歌っている。
その他ミラノ・スカラ座ロイヤル・オペラ・ハウスロンドン、ウィーン国立歌劇場バイエルン州立歌劇場ザルツブルク祝祭大劇場フィレンツェ五月音楽祭シャトレ劇場、マドリードテアトロ・レアルザクセン州立歌劇場ベルリン・ドイツ・オペラルツェルン音楽祭、ナポリ・サン・カルロ劇場ジュネーヴ大劇場エクス=アン=プロヴァンス国際音楽祭ヴェローナなどの著名歌劇場、音楽祭に定期的に出演している。
また、コンサート歌手としてもウィーン・フィルハーモニー管弦楽団ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団バイエルン放送交響楽団ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団ローマ聖チェチーリア音楽院管弦楽団ロンドン交響楽団パリ管弦楽団ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団フィラデルフィア管弦楽団ワシントン・ナショナル交響楽団モントリオール交響楽団ルツェルン祝祭管弦楽団ミラノ・スカラ座フィルハーモニー管弦楽団バーミンガム市交響楽団バンベルク交響楽団マーラー室内管弦楽団ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団北ドイツ放送交響楽団ロシア・ナショナル管弦楽団等とも定期的に共演し続けている。
これまでに共演した著名指揮者として、クリスティアン・ティーレマンクラウディオ・アバドズービン・メータクリストフ・エッシェンバッハベルナルト・ハイティンクコリン・デイヴィスクルト・マズアマリス・ヤンソンスシャルル・デュトワミヒャエル・ギーレンリッカルド・シャイーダニエレ・ガッティケント・ナガノフランツ・ウェルザー=メストチョン・ミョンフンファビオ・ルイージダニエル・ハーディングセミヨン・ビシュコフジョナサン・ノットアンドリス・ネルソンスドナルド・ラニクルズヘスス・ロペス=コボス等の名が挙げられる。
ブランゲーネ役でプラシド・ドミンゴ(トリスタン)、アントニオ・パッパーノ指揮によるCD『トリスタンとイゾルデ』(EMI社)を録音、マイケル・ティペット作曲『我らが時代の子』(コリン・ディヴィス指揮、ロンドン交響楽団)とのCDで第51回グラミー賞最優秀歌唱パフォーマンス賞にノミネートされ、各方面より注目を浴びた。また『ドイツ歌曲集』(リュッケルト歌曲集ヴェーゼンドンク歌曲集ほか)でレコード芸術特選盤に選出される。
日本においては、2001年~2004年の新国立劇場における『指環』上演、いわゆる「トーキョー・リング」ツィクルスのプレミエにおいて登場し、フリッカ、ワルトラウテを歌い絶賛された。その後も同劇場には『ドン・カルロ』、『イドメネオ』で出演、また新日本フィルハーモニー交響楽団との『ばらの騎士』、『ペレアスとメリザンド』及び「大地の歌」、NHK交響楽団との「第九」「交響曲第3番(マーラー)」、東京、大阪、名古屋での「歌曲の夕べ」(NHK教育テレビ「芸術劇場」にて放映)、NHKニューイヤーオペラコンサートなどに出演している。
また東日本大震災に非常に心を痛め、被災者救援チャリティーコンサートのために、過密なスケジュールを駆使して急遽日本に帰国し、2011年4月10日ズービン・メータ指揮N響「第九」公演(東京文化会館)、2011年6月5日ケント・ナガノ指揮青学管弦楽団ベンテュス編曲5つの日本歌曲(青学講堂)、2011年10月19日HOPE JAPAN(日本歌曲5曲アカペラ、東京文化会館)の各公演に、無報酬で出演する。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「藤村実穂子」の詳細全文を読む




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