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藤樹書院(とうじゅしょいん)は、江戸時代の陽明学者の中江藤樹が、近江国(今の滋賀県高島市)で開いた私塾。 == 概要 == 藤樹は、実家が大きな藤の木の下にあったことからついた号。この藤の老木は現在も書院の裏手にあって、古い街道筋におおいかぶさるように立っている。書院は、この場合、奈良本辰也によると私立学校のことである〔奈良本辰也『日本の私塾』(淡交社、1969年) p.70-90。〕。藤樹は、元和8年(1622年)、祖父中江吉長の後を継いで、15歳で伊予大洲藩に出仕したが、26歳で藩の許しを得ないまま出奔して、郷里小川村に帰り、私塾を開いた。このために門人たちに講義する場所として建てた会所が、手狭になり死の半年前に新築した。だが当時の建物は明治13年(1880年)の大火で近在の農家34戸と共に焼失。現在のものは、明治15年(1882年)に再建されたもの。元のものよりも、規模が小さくなっている。大正11年(1922年)に国の史跡に指定された〔 〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「藤樹書院」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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