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藤沢和雄 : ミニ英和和英辞書
藤沢和雄[ふじさわ かずお]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ふじ]
 【名詞】 1. wisteria 
: [さわ]
 【名詞】 1. (1) swamp 2. marsh 3. (2) mountain stream 4. valley 5. dale 
: [わ]
 【名詞】 1. (1) sum 2. (2) harmony 3. peace 
: [おす]
 【名詞】 1. male (animal) 

藤沢和雄 : ウィキペディア日本語版
藤沢和雄[ふじさわ かずお]

藤澤 和雄(ふじさわ かずお、1951年9月22日 - )は、中央競馬 (JRA) ・美浦トレーニングセンター所属の調教師
1995年から2009年までの間、11度のJRA賞最多勝利調教師賞を獲得した。
== 経歴 ==
大学〔著書等には「北海道産業大学」と記述されることが多いが、該当する大学は確認されていない。「北海道産業短期大学」(のちに道都大学短期大学部)は存在する。〕にて教職課程を修得するが、教師への適性にみずから疑問を抱き、父の友人である小牧場「青藍牧場」の主、田中良熊のもとで馬産の手伝いをするようになる〔『競走馬私論』17-18頁。〕。しかし、そのころはホースマンになろうという確固たる信念はなく、彼にとって競馬界は自身の将来を定めるまでの短い「腰掛け」に過ぎなかった〔。
しかし、青藍牧場で働く中、徐々に田中の影響を受け、藤沢はホースマンへの志を固めていく〔『競走馬私論』21頁。〕。そして田中の強い勧めでイギリスへ渡り、名門厩舎のギャビン・プリチャード・ゴードン厩舎のもとで厩務員として4年間働き、そこで競馬に対する哲学、馬への接し方などの競馬理論を形成していくことになる〔『競走馬私論』50-51頁。〕。ちなみに彼を競馬界へと導いた田中は、和雄がイギリスへ渡った翌年、急死している〔『競走馬私論』25頁。〕。
1977年11月に帰国した〔藤沢は、美浦・菊池一雄厩舎の調教助手として二冠馬カツトップエース皐月賞東京優駿(日本ダービー))の調教に携わるなど、闘病中の菊池に代わり、番頭として同厩舎を切り盛りする〔『競走馬私論』68-69頁。〕〔『競走馬私論』72-78頁。〕。菊池が病死し(厩舎清算のため、菊池の死後1年間、佐藤勝美が名目上の後継調教師となっている〔『競走馬私論』83-84頁。〕)、厩舎が解散したあとは野平祐二に誘われ、野平厩舎へ〔『競走馬私論』86-87頁。〕。そこで名馬シンボリルドルフとのちの厩舎の主戦騎手岡部幸雄とめぐり合うことになる〔『競走馬私論』90-95頁。〕。
1987年、独立して厩舎を開業。初勝利は、若い管理馬たちのリーダーとなるよう地方競馬からスカウトした老馬ガルダンだった〔『競走馬私論』152頁。〕。開業後5年で関東のリーディングトレーナーとなる〔『競走馬私論』193頁。〕。1992年にシンコウラブリイで初重賞(ニュージーランドトロフィー4歳ステークス)勝利。翌1993年にはふたたびシンコウラブリイで初のGIマイルチャンピオンシップ)を勝利。1997年にJRAの年間最多重賞勝利の新記録を達成(13勝)〔【今日は何の日?】藤沢和雄調教師が重賞レース年間13勝|スポルティーバ 〕。1998年には管理馬タイキシャトルフランス・「ジャック・ル・マロワ賞」を岡部の騎乗により勝利する(なお7日前には森秀行管理のシーキングザパールが鞍上武豊で「モーリス・ド・ゲスト賞」を勝利している)〔『競走馬私論』303-304頁。〕〔『競走馬私論』299頁。〕。
2004年には厩舎初のクラシック制覇(桜花賞)をダンスインザムードで果たし、ゼンノロブロイで秋古馬GI(天皇賞(秋)ジャパンカップ有馬記念)を3連勝した。
藤沢の調教手法は「馬なり主体」「速い時計を出さない」点に特徴があるとされる。しかしこれは必ずしも馬に負荷をかけないということではない。元調教助手の野村功は、追い切りをかけた翌日にキャンターをするなど運動量の豊富さは中央競馬の厩舎の中でも随一であると指摘している〔『馬人野村功 藁の匂いが好きだ』(「大阪スポーツ2008年9月7日付 10面)〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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