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藤沢薬品 : ミニ英和和英辞書
藤沢薬品[ふじさわ]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ふじ]
 【名詞】 1. wisteria 
: [さわ]
 【名詞】 1. (1) swamp 2. marsh 3. (2) mountain stream 4. valley 5. dale 
薬品 : [やくひん]
 【名詞】 1. medicine 2. chemicals 
: [ひん]
 【名詞】 1. thing 2. article 3. goods 4. dignity 5. article (goods) 6. counter for meal courses 

藤沢薬品 ( リダイレクト:藤沢薬品工業 ) : ウィキペディア日本語版
藤沢薬品工業[ふじさわやくひんこうぎょう]

藤沢薬品工業株式会社(ふじさわやくひんこうぎょう、Fujisawa Pharmaceutical Co.,Ltd.)とは、かつて日本に存在した大手医薬品メーカー藤澤友吉が設立し、大阪府大阪市中央区道修町3-4-7に本社と、東京都中央区日本橋本町にも東京本社を置いていた。主な主要取引銀行が三和銀行(後のUFJ銀行、現・三菱東京UFJ銀行)であるため三水会及びみどり会の会員企業であり三和グループに属していた〔 - 同志社大学学術情報検索システム内のページ。筆者は経済学者田中彰。〕〔2000年5月10日現在のみどり会のメンバー会社一覧 〕。通称「藤沢薬品」、「フジサワ」、「Fujisawa」。1965年から晩年まで使用された「f」の字をあしらったシンボルマークは、U.G.サトーの作による〔藤沢薬品工業のシンボルマーク - U.G.サトーの公式サイト 内の該当ページ。〕。
2004年10月1日一般用医薬品部門が、山之内製薬の一般用医薬品部門と事業統合および会社分割し、「ゼファーマ」が発足した。同社は後に第一三共に売却され、第一三共ヘルスケアとの合併で消滅している。
2005年4月1日に山之内製薬と合併し、医療用医薬品および新薬研究開発部門を担当する会社として「アステラス製薬」が発足した。
なお「藤沢」は創業者の名前が由来であり、神奈川県藤沢市とは無関係である。
== 事業内容 ==
抗生物質を軸に循環器消化器等様々な分野の薬剤を製造・販売していた。抗生物質ではサワシリンとセフスパンとセフゾン、循環器ではシベノールとニバジール、消化器ではトランコロンやプリンペランガナトン北陸製薬(現在のアボットジャパン)が製造)やコロネル解熱鎮痛剤のソランタール、向精神薬ではドグマチールやオーラップやロドピンビタミン剤ではノイビタ(一般用医薬品として展開していた)やノイロビタンなど中枢神経ではグラマリールやトリモールが主力商品だった。
食品添加物等の化成品事業も展開していたが、2000年扶桑化学工業に化成品事業および米国子会社の全株式を譲渡した。
海外メーカーとの提携も盛んで、スミスクライン&フレンチ社(現在のグラクソ・スミスクライン)との合弁であるスミスクライン藤沢やアストラ(現在のアストラゼネカ)との合弁である藤沢アストラなどのグループ企業を擁していた。
免疫抑制剤タクロリムス(FK506)が国際戦略製品(藤沢の研究陣により茨城県筑波山土壌細菌から発見されたエピソードは有名)。アトピー治療薬としてプロトピック軟膏も発されている。
かつては「気配館」(きくばりかん)というブランドで清涼飲料水事業も手掛けていたが、リストラのため撤退し、日本コカ・コーラへ売却した。気配館は栄養成分表示が前面に記載されているのが特徴だった。
また、それ以前に同社は「パイプマン」(パイプ洗浄剤)や「油っ固」(廃油凝固処理剤)、「ピコレット」シリーズ(便所用芳香剤)といった家庭用品を出していたが1980年代後半に同事業から撤退、ライオンに事業譲渡した。
創業から間もない1897年1月に発売されていた防虫剤の「藤澤樟脳」は、ゼファーマに引き継がれ、現在は第一三共ヘルスケアから販売されている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「藤沢薬品工業」の詳細全文を読む




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