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蘇 錫文(そ しゃくぶん)は、中華民国の政治家・実業家。中華民国維新政府、南京国民政府(汪兆銘政権)の要人。 == 事跡 == 日本に留学し、早稲田大学政治経済科を卒業した。帰国後は、南洋や華北で商業に従事している。その後政界に入り、福建省政府財政局長、広東大元帥府財政署長兼民政司長、上海持志大学教授などを歴任した。後に台湾に赴任している。 1937年(民国26年)12月、日本の指示により、上海大道市市長に就任した。翌年3月に中華民国維新政府が成立すると、その翌月に蘇錫文は上海市政公署暫行督弁(市長に相当)に任ぜられる。10月、傅筱庵が新たに上海市長に任命されると、蘇は上海市政府秘書長兼中央市場場長に異動した〔徐友春主編『民国人物大辞典 増訂版』によれば、蘇は教育局長も兼任した、としているが、劉寿林ほか『民国職官年表』1135頁は、陳修夫が教育局長に就任した、としている。〕。 1940年(民国29年)10月、傅が暗殺されると、翌月に陳公博が着任するまで蘇が暫時市長を代行した。陳の就任とともに蘇は秘書長を辞任する。以後、中華輪船股份有限公司董事長、航業財産整理委員会主任委員などをつとめた。 1945年、死去。享年54。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「蘇錫文」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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