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イスノキ(蚊母樹、柞、''Distylium racemosum'')は、暖地に自生するマンサク科の常緑高木。別名、ユスノキ、ユシノキ、ヒョンノキ。 == 特徴 == 高さ約20m。樹皮は灰白色。大木になると赤っぽくなる。葉は厚く長楕円形で互生、深緑で表面に強いつやがある。4月頃、葉腋に小花を総状花序につける。花序の基部には雄花、先の方には両生花がつく。花弁はなく、萼も小さいが雄しべの葯が赤っぽく色づくのが美しい。ただし見られる時期は短い。葯は乾燥すると裂開し、花粉は風によって飛散する。果実は表面が黄褐色の毛で覆われ、先端に雌蘂が二裂した突起として突き出すのが目につく。 葉にしばしば虫こぶがつく。イスノキコムネアブラムシの寄生では葉の面に多数の小型の突起状の虫こぶを、イスオオムネアブラムシ ''Nipponaphis distychii'' の寄生によっては丸く大きく膨らんだ虫こぶ(ひょんの実)が形成される。どちらも非常に頻繁に出現するのでこれを目当てにイスノキが特定できるほどである。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「イスノキ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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