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蛇穴山古墳(じゃけつざんこふん)は、群馬県前橋市総社町にある方墳である。国の史跡に指定されている。総社古墳群を構成する1基。 == 概要 == 利根川の西方約600m、榛名山東南麓に位置する。墳丘は2段築成と考えられ、一辺約39mの規模をもつ〔大塚初重・小林三郎・熊野正也編『日本古墳大辞典』東京堂出版、1989年、281-282頁。〕。基壇葺石根石に接して幅1m前後のテラス状平坦面があり、その外側に幅約12mの周堀の跡がある。埴輪は検出されていない。 主体部は両袖型横穴式石室であるが羨道部を欠く。石室前面には羨道部痕跡とも考えられる幅1.57m、長さ1.07mの一区画を配し、その前に奥幅2.12m、前幅6.30m、奥行き3.09mの台形プランの前庭部がある。両者共に両側壁には切石を使用している。玄室は全長3.0m、幅2.57mで両側壁、奥壁、天井、入り口部の左右袖壁を兼ねた玄門、その上の冠石はいずれも一石ずつで、都合7枚の輝石安山岩の巨石を巧みに加工・組み合わせて構築している。石材の表面は軽く水磨きを行ない、玄門の石には門の柱および冠木に相当する部分を刳り出すなど、入念な工作を行なっている〔 - 国指定等文化財データベース〕。また宝塔山古墳と同様に漆喰塗布の痕跡がある。 7世紀末から8世紀初の築造と推定される、当地区における最末期の古墳である〔『図説日本の史跡 2 原始2』(同朋舎出版、1991)、pp.92 - 93〕。周囲には総社二子山古墳、宝塔山古墳、山王廃寺跡、そして上野国分寺跡・同尼寺跡があり、古代上野国の文化的・行政的中枢と考えられる地域でもある。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「蛇穴山古墳」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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