翻訳と辞書
Words near each other
・ 蛇道広純
・ 蛇遣い
・ 蛇遣い座
・ 蛇遣座
・ 蛇野
・ 蛇雄
・ 蛇頂石
・ 蛇頭
・ 蛇頭さきょく
・ 蛇頭さ棘
蛇骨婆
・ 蛇鶴八拳
・ 蛈
・ 蛉
・ 蛊
・ 蛋
・ 蛋乂獅
・ 蛋民
・ 蛋白
・ 蛋白分解酵素


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

蛇骨婆 : ミニ英和和英辞書
蛇骨婆[じゃこつばばあ]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [へび]
 【名詞】 1. snake 2. serpent 
: [ほね]
  1. (adj-na,n) bone 
: [ばば]
 【名詞】 1. old woman 2. hag

蛇骨婆 : ウィキペディア日本語版
蛇骨婆[じゃこつばばあ]

蛇骨婆(じゃこつばばあ)または蛇五婆(じゃごばあ)は鳥山石燕の『今昔百鬼拾遺』にある妖怪
== 概要 ==
絵では体に大蛇を巻きつけた老婆の姿で描かれており、解説文には以下のようにある。
「もろこし」(唐土)とは中国大陸のこと、「巫咸国」とは中国の地理書『山海経』海外西経にある地で、右手に青蛇、左手に赤蛇を持っている人がいるとされている、石燕は「未詳」としつつ、「蛇を持っている」ところから蛇骨婆はこの巫咸国の住人なのではないかと解説している。また、蛇骨婆は「蛇五右衛門」の妻だと述べているが、その根拠を「或説に云」としか述べておらず、どのような文献によるものかは判明していない。
近世文学者・近藤瑞木は、『今昔百鬼拾遺』の描かれた安永10年(1780年)以前に「蛇骨婆」という呼称は、黒本『乾局』(小栗吹笛乾局。明和5年、1768)や歌舞伎金門五山桐』(安永7年、1778年)の登場人物の名前などにも見え、「老女」を示す卑罵的呼称として一般に通用していた言葉を石燕は妖怪として用いて図像化したものではないかと示している。
博物学者・南方熊楠の著書『十二支考』には、毒蛇に噛まれた際に「蛇除伊右衛門」と言ってまじないの言葉を唱える百姓の話が掲載されており、蛇五右衛門とはこれに類する事物をさしているのではないかとの説もある〔〔。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「蛇骨婆」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.