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蛍光相関分光 : ミニ英和和英辞書
蛍光相関分光[けいこう, けいこう]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ほたる]
 【名詞】 1. firefly 
: [ひかり]
 【名詞】 1. light 
: [そう]
 【名詞】 1. aspect 2. phase 3. countenance
: [せき, ぜき]
 (suf) honorific added to names of makuuchi and juryo division sumo wrestlers
: [ぶん, ふん]
  1. (n,n-suf,pref) (1) part 2. segment 3. share 4. ration 5. (2) rate 6. (3) degree 7. one's lot 8. one's status 9. relation 10. duty 1 1. kind 12. lot 13. (4) in proportion to 14. just as much as 1
分光 : [ぶんこう]
 (n,vs) spectrum

蛍光相関分光 ( リダイレクト:蛍光相関分光法 ) : ウィキペディア日本語版
蛍光相関分光法[けいこうそうかんぶんこうほう]
蛍光相関分光法(けいこうそうかんぶんこうほう、Fluorescence correlation spectroscopy:FCS)とは、蛍光物質の分子運動を調べるために用いられる方法で、蛍光の自己相関を利用する。物理学化学生物学で応用されている。初めての実験は1972年に行われたが、特に1990年代に技術が発展した。現在では蛍光物質に限らず、その他の発光反射散乱Qドットなどの発光、リン光、また蛍光共鳴エネルギー移動(FRET)など)にも同じ原理が応用される。さらに自己相関でなく2つの蛍光チャネルの相互相関を用いる方法(Fluorescence cross-correlation spectroscopy:FCCS)もある。
分光という言葉は普通、波長スペクトルの意味に用いられているが、この場合には時間スペクトルを意味する。
==方法・原理==
普通、光学顕微鏡(特に共焦点顕微鏡または2光子顕微鏡)を用いる。サンプルの微小範囲に光を当て、蛍光強度のゆらぎを測定する。強度スペクトル(パワースペクトル)を逆フーリエ変換すると時間スペクトルが得られ、時間的自己相関が分析できる。ゆらぎは分子の拡散、物理・化学的反応、凝集などの強度または量による。生物学では緑色蛍光タンパク質(GFP)でラベルしたタンパク質相互作用の研究に使われる。得られた結果を適切なモデルに当て嵌めることにより、拡散係数、流体回転半径、化学反応速度などを求めることができる。



抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「蛍光相関分光法」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Fluorescence correlation spectroscopy 」があります。




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