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蛸足大学(たこあしだいがく)とは、日本の大学のうち、キャンパスが複数の箇所に分散している形態を指す言葉である。 == 国公立大学 == もともと蛸足大学とは国公立大学のキャンパス設置形態を指し示す言葉として誕生した。 第二次世界大戦が終結、日本国内の学制改革が実施される際、従来複線方式となっていた学校体系を単線方式に改めることとなった。既に各都道府県には専門性の高い単科大学や旧制高等学校、師範学校、旧制専門学校などが整備されていたが、戦後、GHQはアメリカのランドグラント大学をモデルとして、各都道府県ごとにこれらの教育機関を統合して新制大学とする処置が執られた。 一方、既に複数の学部が設置されていた大学においても新制教育制度のもとで教養課程を担当していた旧制高等学校や予科を取り込む必要が出てきた。そこで旧来の帝国大学を中心にした旧制高等学校の取り込みも行われた。 こうした教育機関は、それぞれ別の敷地に設置されていた上に、統合後も旧組織がそのまま独立した学部として運営されることが多かったため、それそれのキャンパスが分割された状態で残存するという結果を招いた。そのため、地理・運営の両面で大学としての一体感に乏しいという問題が残り、こうした状態をたくさんに分かれたタコの足になぞらえたのが蛸足大学である。代表例は名古屋大学、大阪大学、九州大学、広島大学、信州大学である。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「蛸足大学」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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