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蜂屋村(はちやむら)は、かつて岐阜県加茂郡にあった村である。 現在の美濃加茂市北部に該当し、周囲を低い山に囲まれている。長良川支流の蜂屋川の上流である。 古くから渋柿の一種である「蜂屋」の生産地である。平安時代中期に美濃国国司が朝廷に干し柿を献上し、高い評価を受けたという記録がある。 == 歴史 == * 1188年(文治4年) - 蜂屋太夫という人物が源頼朝に、地元の干し柿を献上する。頼朝はその干し柿を高く評価し、その柿を「蜂屋」と名づけたという。そのことから柿の産地を「蜂屋村」と称したという〔1163年(長寛元年)にすでに蜂屋という地名の記述があるが、詳細は不明。〕。以降、蜂屋村の干し柿は権力者に献上されていったという。また、年貢として、米の代わりに干し柿を納めていた〔豊臣秀吉は、蜂屋柿100個上納で年貢米5斗(約375kg)免除と定めていたという。〕。 * 江戸時代初期、蜂屋村は美濃国加茂郡に属し、尾張藩領であった。蜂屋柿を尾張藩へ献上することにより、諸役免除の特権を得ていた。また、蜂屋柿は幕府にも献上されていたという。 * 江戸時代中期、蜂屋村は、上蜂屋村、中蜂屋村、下蜂屋村に分立する。 * 1889年(明治22年)7月1日 - 上蜂屋村、中蜂屋村、下蜂屋村、伊瀬村が合併し発足。 * 1954年(昭和29年)4月1日 - 太田町、古井町、下米田村、伊深村、山之上村、加茂野村、および三和村の一部と合併して美濃加茂市が発足。同日蜂屋村廃止。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「蜂屋村」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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