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螺板綱 (らはんこう、) は、絶滅した棘皮動物の分類群の一つ。カンブリア紀前期に生息していた。 == 形態・生態 == ヒトデのような五放射相称ではなく、丸みのある葉巻型である。側面に口があり、そこから上に2本、下に1本の食溝(歩帯)が螺旋状に伸びる。歩帯の間には間歩帯板が並ぶが、ある程度可動性があり、体全体を伸び縮みさせることができる〔。 懸濁物食者で、細かい泥底に体の下部を埋めて生活していたと考えられる。〔。 歩帯は3本で、他の棘皮動物(5本)より少ない。だが螺旋状になっているため、長さの合計では同時代の棘皮動物を上回り、懸濁物の収集・呼吸などの機能を十分に果たすことができたと推測される。肛門は確認されていないが、存在したならば上端に開口していたと考えられる〔。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「螺板綱」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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