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日本語の虫(むし)の概念は時代や個人による差もあるが、今日では主に水中以外の節足動物を指し、広義には獣・鳥・魚類以外の小動物全般を指す。 == 「むし」の範疇 == 節足動物としては、昆虫、クモ(クモ綱)、ムカデ(多足類)、ダンゴムシ(甲殻類)などが「むし」である。また昆虫の幼虫であるイモムシやウジムシも含む。これらはほとんどの人が「むし」と考える。エビ・カニなどの水産節足動物は区別され、「むし」とは普通呼ばない。 ミミズなどのいわゆる蠕虫も含むことがある。カタツムリも別名「デンデンムシ」と呼ばれるなど、陸貝は虫の範疇に入ることもある。ヘビも、現在ではややまれだが、「長虫」と呼ばれることがある。 分類学において、小さな動物で「ムシ」の名を与えられているものは多い。たとえば *扁形動物門のウズムシ *紐形動物門のヒモムシ *星口動物門のホシムシ *軟体動物のフナクイムシ 単細胞生物の運動性のあるもの、つまり原生動物でもゾウリムシ・ラッパムシなどがある。 いずれにしても、節足動物の陸生を主体とする分類群(多足亜門、六脚亜門、鋏角亜門の蛛形綱、甲殻類のワラジムシ亜目)が中心となる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「虫」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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