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鎌鼬(かまいたち)は、日本に伝えられる妖怪、もしくはそれが起こすとされた怪異である。つむじ風に乗って現われて人を切りつける。これに出遭った人は刃物で切られたような鋭い傷を受けるが、痛みはなく、傷からは血も出ないともされる〔井上円了『井上円了・妖怪学全集』第1巻 柏書房 1999年、576-580頁。ISBN 4-7601-1721-0。〕。 別物であるが風を媒介とする点から江戸時代の書物では中国の窮奇(きゅうき)と同一視されており、窮奇の訓読みとして「かまいたち」が採用されていた。 == 由来 == 「かまいたち」という言葉は「構え太刀」(かまえたち)の訛りであるとも考えられている。「いたち」という語から江戸時代中期以後、鳥山石燕の『画図百鬼夜行』〔稲田篤信・田中直日編 『鳥山石燕 画図百鬼夜行』国書刊行会、1992年、40頁。ISBN 978-4-336-03386-4。〕など(図を参照)に見られるように鎌のような爪をもったイタチの姿をした妖怪として絵画にも描かれるようになり、今日に定着している。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「鎌鼬」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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