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蟹江 一太郎(かにえ いちたろう、1875年2月7日 - 1971年12月20日)は、日本の実業家。カゴメ創業者。「トマト王」とも称される。 == 略歴 == 1875年(明治8年)、愛知県知多郡名和村(現・東海市名和町)に農家の長男として出生〔〔『知多半島なんでも事典』112頁、ISBN 978-4860443351〕。当時の名前は佐野市太郎〔。1893年(明治26年)18歳で蟹江家に婿入りしたが〔、近隣に蟹江市太郎という同姓同名の人物がいたため、名を一太郎に改名した〔。 1896年(明治29年)、名古屋にあった歩兵第6連隊に入隊し、3年間の兵役を務め上げた。除隊の折り上官の西山中尉より西洋野菜の栽培を勧められ〔〔、1899年(明治32年)にトマトなどの西洋野菜の栽培に着手。のちに、西洋野菜を販売するもトマトが全く売れず頭を悩ませたが、欧米では生より加工しソースとして使用することを知り、1903年(明治36年)にトマトソース(現在のトマトピューレ)の製造をはじめた〔〔。1906年(明治39年)には自宅敷地内に工場を建設し、本格的な生産を開始する〔〔。 1908年(明治41年)、トマトケチャップやウスターソースの製造を開始〔。1914年(大正3年)には、成田源太郎、蟹江友太郎との共同出資により愛知トマトソース製造合資会社(現・カゴメ)を設立した。その後、1923年(大正12年)に社長に就任し、1962年(昭和37年)に会長職についた〔。また、1928年(昭和3年)に村会議員、1939年(昭和14年)から1946年(昭和21年)にかけて愛知県議会議員なども務めた〔。 1964年(昭和39年)、勲五等双光旭日章叙勲受章。 1971年(昭和46年)12月20日に、96歳で逝去〔。同年、従五位を追贈されたほか〔、東海市の名誉市民となっている〔。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「蟹江一太郎」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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