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蠟梅 ( リダイレクト:ロウバイ ) : ウィキペディア日本語版
ロウバイ[うめ]

ロウバイ(蝋梅、蠟梅、臘梅、唐梅〔カラウメ〕、''Chimonanthus praecox'')は、クスノキ目ロウバイ科・ロウバイ属に属する広葉の落葉低木の一つである。早生種では12月頃に、晩生種でも2月にかけて半透明でにぶいツヤのある黄色く香り高い花がやや下を向いて咲く〔「ロウバイとは|ヤサシイエンゲイ」(京都けえ園芸企画舎). 2015年12月28日閲覧〕 。名前に梅がついているためバラ科サクラ属と誤解されやすいが、別属である。
の国から来たこともあり唐梅(カラウメ)とも呼ばれ、中国名も蝋梅であったことにちなむ。本草綱目によれば、半透明でにぶいツヤのある花びらがまるで細工のようであり、且つ臘月(ろうげつ、旧暦12月)に咲くからこの名がついた〔「ロウバイとは|ヤサシイエンゲイ」(京都けえ園芸企画舎). 2015年12月28日閲覧〕。日本においてはロウバイは晩冬小寒〔1月6日頃〕から立春の前日〔2月3日頃〕までの間)の季語とされている〔「臘梅|きごさい」(NPO法人季語と歳時記の会). 2015年12月28日閲覧〕。
花やつぼみから抽出した蝋梅油(ろうばいゆ)を薬として使用する。
== 品種 ==
ソシンロウバイ(素心蝋梅)、マンゲツロウバイ(満月蝋梅)、トウロウバイ(唐蝋梅)などの栽培品種がある。よく栽培されているのはソシンロウバイで花全体が黄色である。ロウバイの基本種は、花の中心部は暗紫色で、その周囲が黄色である。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ロウバイ」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Chimonanthus 」があります。




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