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血ノ池軟膏(ちのいけなんこう)とは、大分県別府市野田にある血の池地獄の沈澱物を用いた軟膏。正式名は「別府血ノ池軟膏」。 地獄名は現在「血の池」と表記するが、軟膏名は「血ノ池」と表記する。 ==概要== 日本有数の温泉地・別府温泉には、超高温泉の噴出する「地獄」がいくつも存在する。そのうち柴石温泉の血の池地獄は、『豊後国風土記』や『万葉集』にも登場し、「血の池」の由来でもある池の底の赤い沈澱物に薬効成分が含まれることから、これを採取して軟膏を作り、皮膚病向けの家庭常備薬「血ノ池軟膏」として販売を行って来た。 現在売られているものは、1個の容量が23グラムで扁平なプラスチック容器に入っている。軟膏の色は濃厚な赤茶色。極めて粘稠で、独特の強い薬品臭を持つ。 外袋は紙製の封筒で、青地に牙をむき出しにした赤鬼を上に据え、背後に地獄の池と湯煙を思わせる絵を重ねて、真ん中に「別府血ノ池軟膏」、左右に「家庭常備」「皮膚病藥」と筆書きのロゴを配している。なお最近では、この外袋のデザインを用いたTシャツも販売されている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「血ノ池軟膏」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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