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衣浦トンネル(きぬうらトンネル)とは、愛知県三河湾の衣浦港の中央ふ頭(半田市)と東埠頭(碧南市)を結ぶ沈埋式海底トンネル。西行(半田方面)1,019m、東行(碧南方面)1,141m。 愛知県道265号碧南半田常滑線の一部であり、有料区間は愛知県道路公社が管理する一般有料道路(道路名は衣浦トンネル。全長1.7km)である。水底トンネルであるため、危険物積載車両は通行できない(該当車両は衣浦大橋などへの迂回が必要)。なお、自動車専用トンネルの他に、無料の歩行者自転車用トンネルが設けられている。全区間でAMラジオが聴ける。 日本国内の沈埋トンネルとしては、1944年(昭和19年)に開通した大阪市の安治川トンネルの前例があるが、多くの交通量に対応した本格的なものとしては「衣浦海底トンネル」が初となる。その後、安治川トンネルでは、1977年(昭和52年)に車道部分が廃止されており、現在では衣浦西行トンネルが国内最古の自動車用沈埋トンネルとなっている。 このトンネルと同様に知多半島と碧海地区とを結ぶ道路は他に衣浦大橋がある(こちらは無料で通行でき高浜市と半田市を結んでいる)。 == 歴史 == *1973年(昭和48年)8月1日:国内2例目となる沈埋式海底道路トンネルとして衣浦海底トンネル開通。 *1995年(平成7年):整理番号と路線名を愛知県道465号半田碧南線から、愛知県道265号碧南半田常滑線に変更。 *1996年(平成8年):交通量の増大に伴い、北側に新衣浦海底トンネルの建設に着手。 *2003年(平成15年)3月19日:新トンネルが開通、衣浦トンネルに名称変更。4車線での供用開始。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「衣浦トンネル」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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